Windows向けの日本製テキストエディタ『サクラエディタ』を仕事で使っていますが、
今日あった出来事を忘れないうちに書き留めます。
テキストファイルを出力するシステムがあるのですが、
出力されたファイルの中に妙な空白がいたんですね。

コイツが何かすごく気になったので、何者かをお昼ご飯を食べながら調べてみました。

よく見ると黄色い●ポチが見える。果たして何者か。
もしご存じの方がいましたら哀れに思うかもしれませんが、
私は今回初めて見たかもしれません💦
ひとまず黄色い●ポチに色を付けてみる。
「設定」から「タイプ別設定」を選択。

「テキスト」を選択して「設定変更」ボタンを押し、

タブを「カラー」にして色指定の中で黄色になっているものを探すと、

見つけました。「コントロールコード」というものらしいですね。

見やすいように、赤色に変えてみましょう。


わかりやすくなりましたね。
さて、ここで「コントロールコード」について調べてみます。
コントロールコード(制御文字)とは、改行(
\n
)、タブ(\t
)、NULL文字(\0
)など、文字として表示されず、データや動作を制御するための特殊なコードのことです。
フムフムなるほど。つまり特殊なコードを”・”で表しているわけか。
ではこのファイルに出力された”・”は何者なのか。
“・”にカーソルを当ててみましょう。

実は右下に文字コードやコントロールコード(制御文字)の情報が表示されるんです。
つまりこれは00に値するというわけです。では”00″は何だろう。
「編集」→「挿入」→「コントロールコード入力」を選択すると、

コントロールコードを入力することができます。この一覧を見ると、

“00”はNullであることがわかりました。
つまり●ポチの正体は調べてみたらNULLだったようですね。
これで謎の空白も正体がわかれば怖くないですね。
大きな問題にはならなそうですが、念のため目を光らせておこうと思います。👀
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